ネクソンは2010年4月23日（金）、オンラインアクションRPG『アラド戦記』のアップデート「Season2 Act3 外伝3」を4月27日（火）に実施することを決定した。
アップデートでは、新システム「地獄パーティー」が導入される。
「地獄パーティー」は、既存の「ヘルダンジョンシステム」に似たシステムで、高難易度のモンスターやAPC（人工知能キャラクタ）などで構成される敵のパーティー「地獄パーティー」が特定ダンジョンにランダムで出現すいる。「地獄パーティー」では、味方のパーティー人数が多く、かつダンジョンの難易度が高いほど、「地獄パーティー」に出会う確率が高くなる。
登場する「地獄パーティー」には、「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」の3段階の難易度が設定されている。パーティープレイの途中では「ノーマル」「ハード」の敵との遭遇率が高く、アイテム「破魔石」を消耗して意図的に「地獄パーティー」と出会う際には、「ハード」または「ベリーハード」の敵が現れる。
「地獄パーティー」を倒すと、「エピックアイテム」や任意の「エピックアイテム」に交換可能な「コスモソウル」が得られる可能性がある。また、「エピックアイテム」が存在しないレベル帯（天城、ベヒーモス地域）の「地獄パーティー」からは、該当レベルのレアまたはユニークアイテムが獲得できる。
さらに、50レベル以上の特定の「地獄パーティー」APCからは、彼らの着ている専用アバターが獲得できる。
◆地獄パーティー出現地域と必要な破魔石
＜天城／ベヒーモス＞
・蒸気の破魔石
＜アルフライラ／ストームパス／王の遺跡／ノイアフェラ＞
・野生の破魔石
＜ノースマイア／月光酒場／悲鳴の洞窟／コースト三叉路／ビルマルク帝国試験場＞
・鋼鉄の破魔石
＜天界＞
・制圧の破魔石
ネクソンの子会社であるNEXON Korea Corporationは2011年3月24日（木）、グループ会社であるNEOPLE Inc、韓国のオンラインゲーム開発会社であるSoftmax社並びに米国Microsoft社と人気アクションRPG『アラド戦記』をXbox 360向けに共同開発を行い、年内のサービス開始を目標とすることを発表した。
Xbox 360版『アラド戦記』は、PC版の開発会社であるネオプルとコンソールゲームの開発ノウハウを持つSoftmax社が主に共同開発を行い、全世界の流通を含めたマーケティング活動は米国Microsoft社が行う予定とのこと。また、Xbox360版『アラド戦記』のグローバル展開におけるローカライズは、ネクソンコリアが英語・中国語・韓国語を担当し、米国Microsoft社が日本語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・フランス語を担当予定だ。
ちなみにネクソンのオンラインゲームがXbox 360向けのタイトルとしてサービスされるのは今回が初。そしてXbox 360版『アラド戦記』はネットワーク網である“Xbox LIVE”を通じてオンライン上でプレイする方式となり、既存のサービスと同様にMORPGとして開発され、年内の発売開始が予定されている。
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