当日のイベントの半分くらいはアラド戦記関連のもので,来場者がアラド戦記のGMに挑戦する百人斬りのコーナーでは,GMの圧倒的な力量が目立つものの,ときに番狂わせもあり,会場を沸かせていた。また,アラド戦記の韓国プロプレイヤー「あご様」とチョン・ジョン氏のデモプレイや,メインイベントであるアラド戦記日韓戦などについては別記事で詳しく紹介しているので,そちらをご覧いただきたい。
さて,会場内で一番人気を集めていたのは,夏祭の定番として設置されていた射的のブースだ。うまく命中させると,キャラクターグッズやちょこっとダービーの大きなぬいぐるみがもらえる。見ていると,使われている空気銃では,ほぼまっすぐにコルクの弾が飛ぶので,縁日の射的より距離が近いこともあってか,連続して当てている人も多かった。たまに大きく浮き上がったり,それたりしていたのは,弾の込め方に問題があったのだろう。老若男女問わず射的に挑戦していた。
当日会場で使われたドスパラのゲーマー向けPCが2台プレゼントに
アラド戦記 朝10時から夕方7時近くまでに及ぶ長丁場のイベントであったが,歩き疲れると,枡席に入り込んで休みながらステージイベントを眺められるという,なかなか贅沢な作りのイベントであった。
当日は,あいにく朝から雨模様となったためか,5000名の事前登録者数に対し,訪れたのは約半分の2500名ほどで,抽選などを終えて早帰りした人も多かったようだ。イベントの最後を締めくくった大抽選会では,何度も引き直しが行われた。イベントで使用したPCのプレゼントなどもあったのだが……。
アラド戦記日韓戦の表彰式の模様
会場となった国技館で,大相撲以外のイベントが行われるのは珍しい。国技館でどんなイベントが行われているのかをちょっと調べてみると,やはりわんぱく相撲全国大会とか学生相撲など,相撲関係のイベントが多く,G1やプロレスなどの格闘技系がたまに国技館を使っているが,学童歯磨き大会とか,格闘技とまったく関係ないイベントでも使われており,卒業式や入学式,入社式などで利用されているようだ。ゲームのイベントで使われるというのは,かなり異色といってよいだろう。
そのうち「ゲームは日本の国技」といえるような日がくることを祈って,来年の夏祭にも期待しよう。
左:SPECIAL FORCEで日本一となったlolの代表者 右:ファミスタ オンラインで日本一となった8オレゴン氏
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